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SoC別AnTuTuスコア一覧

kuroneko

この記事では、各SoCのAnTuTuスコアを一覧化しています。

リンクになっているSoC名をクリックすると、そのSoCを実装したスマホを含む端末2つの比較記事が一覧で表示されます。

対象となるSoCは、本サイトで取り扱っているスマホに装備されているSoCのみです。

言葉の意味
  • SoCとは
    CPUやGPUなどが搭載されたチップのこと。
    スマホの頭脳として働いている。
  • AnTuTuスコアとは
    異なるメーカーのSoC同士を比較する際に使用されるベンチマーク「AnTuTu」の総合スコアのこと。
    この総合スコアを見れば、スマホの処理性能が分かる。

各SoCとAnTuTuベンチマークの総合スコア一覧

SoCAnTuTu総合スコア
Snapdragon 8 Elite2743058
Dimensity 9300+2094291
Snapdragon 8s Gen42060800
Snapdragon 8 Gen32047758
Dimensity 8400-Ultra1638596
Snapdragon 7+ Gen31411268
Dimensity 83501378377
Dimensity 8350 Extreme1376097
Snapdragon 8 Gen11169574
Snapdragon 7s Gen3807253
Dimensity 7300-Ultra678802
Dimensity 7300 Pro 5G677957
Snapdragon 6 Gen1363284
Dimensity 7025-Ultra494334
Dimensity 7060475940
Dimensity 6300430099
Helio G81 Extreme270126
※各スコアはあくまでも参考値です。実際と異なる場合があります。
※各SoCの型番(Snapdragon 8 Gen3のようなSoCの名称のこと)の意味と見方については以下で解説しています。

AnTuTu総合スコアの性能目安

AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約200万点以上
GPUスコア:約70万点以上
ハイエンド:ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約150万点〜200万点
GPUスコア:約50万点〜70万点
準ハイエンド:サクサク、重いゲームもOK
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約30万点〜50万点
ミドルハイ:重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約10万点〜30万点
ミドルレンジ:軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜10万点
エントリー:必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
ローエンド:サブ端末向き
引用:ガルマックス

ゲームをしたいなら最低50万点以上、日常生活で使う程度なら必要最低限である25万点以上あれば問題ありません。

本サイト取り扱っているSoCの最低スコアは約27万点で、どの端末を選んでも必要最低限以上の性能が実装されています。

SoCの主要メーカーについて解説

SoCの主要メーカーは「クアルコム」と「メディアテック」の2社です。

Snapdragonはクアルコム社が手掛けるSoCブランドのひとつで、Androidのスマホに広く搭載されています。

Dimensityはメディアテック社が手掛けるSoCブランドの1つで、5G対応のチップです。

ちなみに、Snapdragonは日本国内で販売されているAndroidスマホ向けのSoCの中で高いシェアを誇っていますが、世界市場ではメディアテックがクアルコムを追い抜いてトップシェアを獲得しています。

Snapdragonの型番の見方

Snapdragonの型番
  • Snapdragon3つの歴代命名シリーズ
    ・S世代
    ・3桁ナンバー世代
    ・Gen X世代(現時点で最新)
  • GenX世代のSnapdragonの型番
    「Snapdragon」+「1桁のシリーズ番号」+「世代番号(Gen+数字)」
  • Gen X世代の見方
    シリーズ番号が大きいほど性能が良く、同シリーズなら世代番号が大きいほど後発のモデル。
    Ex.1)Snapdragon 6<7<8
    Ex.2) Snapdragon 6 Gen1<Gen2

Snapdragonには3つの命名シリーズがありますが、この記事では本サイトに登場している「Gen X世代」シリーズの型番の意味と見方について解説します。

Gen X世代とは、2021年11月以降に販売されているSnapdragonのSoCのことです。

Snapdragon」+「1桁のシリーズ番号」+「世代番号(Gen+数字)」で構成され、シリーズ番号が大きいほど性能が良く、同シリーズの場合は世代番号が大きいほど後発のモデルになります。

シリーズ番号に「+」が付くのはベースモデルの強化版「s」が付くのはベースモデルの廉価版です。

廉価版は同シリーズのスペックの大部分を継承しつつ、やや価格は抑えられているのが特徴になります。

また、Snapdragon 8シリーズについてはGen3まで世代番号で管理していましたが、Gen4から名称がGen4ではなくSnapdragon 8 Eliteに変更されています。

Snapdragon搭載スマホの選び方
  • 高性能を追求するなら、ハイエンドな性能である「Snapdragon 8」+EliteもしくはGenの後にくる数字が大きいものを選ぶ。
  • コスパを求めるなら、「Snapdragon 6/7」が価格と性能のバランスが良くてオススメ。
    6と7を比較すると、Snapdragon 7の方が性能は高めでハイエンドに近い。

Dimensityの型番の見方

Dimensityの型番
  • MediaTekの代表的なブランド
    Dimensity:5Gにも対応したSoCで現在の主流
    Helio:4G向けSoC
  • Dimensity2種類の命名ルール
    新:Dimensity 6000/7000/8000/9000番台
    旧:Dimensity 700~1300
  • Dimensity新命名ルールにおける型番の解説
    6000番台:エントリー
    7000番台:ミドル~ミドルハイ
    8000番台:ミドルハイ~ハイエンド
    9000番台:ハイエンド
    3桁目以降は数字が大きかったり、「+」が付くほど高性能。
  • Dimensity旧命名ルールにおける型番の解説
    単純に数字の大きさが性能の高さを表す。
    Ex.1)Dimensity 700:エントリー
    Ex.2)Dimensity 1300:ハイエンド

メディアテック製のSoCには複数のブランドがありますが、その中でもDimensityは4Gだけでなく5Gにまで対応したチップに付いているブランド名です。

Dimensityの型番は「Dimensity」+「4桁の数字」で構成され、9000番台がハイエンド、8000番台がミドルハイ~ハイエンド、7000番台がミドル~ミドルハイ、6000番台がエントリークラスになります。

3桁目以降は数字が大きかったり、「+」が付くほど高性能です。

また、4桁の数字以降に「Ultra」が付くのはベースモデルにXiaomiのカスタマイズが施されたものになり、基本的にXiaomi系スマートフォンしか搭載されていません。

Dimensity搭載スマホの選び方
  • 高性能を追求するなら、ハイエンド~ミドルハイクラス向けの「Dimensity9000番台/8000番台」から選ぶ。
  • 7000番台はミドル~ミドルハイクラス、6000番台はエントリークラスの性能を表している。

まとめ

この記事では、各SoCのAnTuTuスコアを一覧化し、SoCの型番の意味と見方を開設しました。

  • SoCはスマホの処理性能を表す
  • 異なるメーカーのSoCを比較するには「AnTuTu」というベンチーマークが便利
  • AnTuTu総合スコアが25万点以上あれば日常生活での使用に問題はない
  • ゲームをするなら50万点以上が目安
  • Snapdragonはシリーズ番号が大きいほど性能が良く、同シリーズの場合は世代番号が大きいほど後発のモデルである
  • Dimensityは4桁の数字が大きいほど性能が高い

スマホのスペックが気になる際は、まずスマホの頭脳であるSoCの性能から比較するのがオススメです。

自分の用途に合ったSoCが搭載されているスマホを選ぶようにしましょう。

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